胡蝶蘭とバニラ
2019/01/07
GPの技術を、「胡蝶蘭」 と 「バニラ」 に施しました。
2017年秋にGP農法の技術を、胡蝶蘭とバニラに施す実験をしました。
その成果を今、ラオスで引き継いでいます。
ランもバニラも「気根」のもので、それぞれ栽培は難しいと言われています。
特にバニラは日本の気候には向きません。
しかし、「GPでやってみたらどうなるだろう?」という相談を受けて、専門の知識は
ないのですが、花期が終わった胡蝶蘭や、水やりがなくて枯れる寸前のもの、そして
貴重なバニラの苗が持ち込まれました。
【胡蝶蘭】 各画像はクリックすると拡大します。
ランは、根などについてる化学肥料を落とし、最善の環境を整えると、ものすごい勢いで気根が出てきました。
ランは本来、成長していく速さがゆっくりなので花期も長いのですが、蕾をつけていた株にGPの技術を施すと、開花の勢いがものすごく増しました。
【左】枯れる寸前だった株も、生き生きとした緑の葉を広げ復活しました。
【右】ある個人宅では、新しい花芽がぐんぐん伸びています。
2018年8月、花が終わってGP導入。 画像は2018年12月。
花芽は、株に十分な元気がないと、出てこないそうです。
【バニラ】 各画像はクリックすると拡大します。
2018年8月、ラオス南部で約10cmほどの苗を植えたところ、同年12月には、何十センチにも伸びています。
驚くことに、途中何かが起こってつるが切断されたのに、その先の上部も木にまとわりついて成長を続けています。