GP農法と慣行農法

◆GP農法と慣行農法について◆

わたし達は完全無農薬栽培を広げる為、GP農法、GP野菜の輪を広げようと活動をしています。その為に、慣行農業の化学肥料・農薬を使った農業も勉強し、その他、有機栽培農業・無肥料農業・自然農法なども勉強して来ました。

消費者は無農薬栽培の野菜にあこがれますが、全ての無農薬栽培の野菜が身体に良いと言うわけではないこともわかりました。

「無農薬栽培だと虫が付く」とか、「虫が付くのは仕方ない」と、思われています。しかし、これは間違いです。野菜そのものや畑に、エネルギーが足りなくて弱いから虫や病気が出るのです。また野菜の鮮度が落ちると腐って溶けてしまうのです。収穫も少ないのです。

また自然農法などは、畑が出来るまでに時間が掛かり過ぎます。その間は収穫が少ないので農家は継続して行う事ができません。

 

 

【慣行農法について】 

慣行農業の化学肥料、農薬を使った農業の凄さも知りました。何が凄いかというと、化学肥料はエネルギーが高いのです。この高い化学肥料のエネルギーのおかげで戦後の食糧問題が解決し増産できたのだと思います。

ただし、エネルギーが「マイナス」のエネルギーなのです。化学肥料を直接野菜にかけてしまうと、エネルギーが強過ぎて野菜の葉が黄色になり、野菜は枯れてしまう場合もあります。そして化学肥料は野菜に残るのです。ですから鮮度が落ちると腐って溶けてしまいます。畑も一緒です。化学肥料のマイナスのエネルギーが残るので畑の土が酸化してしまい、土が固くなってしまいます。石灰をまいて中和する必要がでてきます。

また化学肥料は虫を集めてしまいます。コップに化学肥料に水を入れて外に置いておくと虫だらけになってしまいました。化学肥料そのものに虫が集まって来るのです。

慣行農業では、野菜に付いた虫は農薬で消毒して殺します。農薬に触れた虫は死にますが、また時間が経てば虫が集まって来ます。野菜の中に化学肥料のマイナスのエネルギーが残っているからです。虫の発生と消毒は、野菜を収穫するまで繰り返えされます。化学肥料・農薬を使う農業では、土壌微生物の力と働きを無視しています。

 化学肥料・農薬を使った土はマイナスのエネルギーが残るので、土が酸化して固くなります。酸化の問題は大量の石灰をまいて、土壌を撹拌することで中和されて解決します。

しかし、問題は本当には解決していません。それは土壌に化学肥料と農薬が残ってしまうからです。続けて同じ野菜を同じ土地で栽培すると異変が起きて来ます。連作障害です。これは同じような化学肥料と農薬を続けて使う為に起きる障害です。連作障害になると野菜が上手く育たず、病気が増えて来ます。

毎年化学肥料と農薬を使い続けて野菜を栽培していくと更に問題が大きくなります。

戦後の日本の状況下のもと、狭い耕作地でより高い収穫を上げようとした為、化学肥料と農薬に頼った農法は、野菜の収穫を上げていくには確かに効果はありました。

しかし、長年この農法に頼ってしまったことにより、近年大きな弊害が出てきました。

農薬や化学肥料で育てた野菜を人間が食べた結果、アトピーやアレルギーなどのいろいろな病気が出てきました。アトピーなどは農薬や化学肥料を使う前は殆ど聞かれなかった病気です。

それは人間だけではなく、畑の土地、土壌も弱くなりダメになって来たからです。問題は深刻になり、耕作することすらできない畑が増えてきました。これは化学肥料・農薬に頼ってしまい、土壌微生物を無視し続けて来た結果だと思います。土壌に化学肥料と農薬が多量に残ってしまったのです。こういう土地には土壌微生物が極端に少ないので、この状態で土壌を再生するのは非常に難しいことです。    

 

 

【GP農法について】 

 GP農法は、【自然界のエネルギー】に着目した農業の方法です。【GP】とは、【元気パワー】と言う意味です。

その基本は漢方のバイブルの書と言われる[神農本草経]にありました。上薬の条文中に、気を増す、若返るとあります。これはエネルギーです。それがヒントになり、見つけたのです。ものすごいエネルギーです。[神農本草経]の上薬の条文どおり私達人間にその効果が解るのです。効果があります。

それから、色々なテストを繰り返していくうちに、野菜にも効果が有り、元気な野菜ができたのです。また元気な野菜が育つ畑には、ものすごい数の土壌微生物がいることがわかりました。このエネルギーが土壌微生物のエネルギーになることがわかりました。エネルギーは大きく分けて、二種類で、嫌気性用と好気性用です。

土壌微生物も何億、何兆といますが、大きく分けて、嫌気性微生物と好気性微生物に分けられるようです。そのエネルギーを土に埋めることで土壌微生物がものすごい勢いで増えて来ることもわかりました。

テストして行く中で、[神農本草経]の上薬の条文に書いてあるエネルギーをセラミックに移す技術を確立しました。この技術が確立したことで広い範囲でのテストが可能になりました。

 

 

【GP草のエキスについて】 

GP農法では、草を発酵させて草のエネルギーを抽出する技術を確立しました。どんな雑草でも一週間で雑草のエネルギーを抽出できます。各農家で作ることができます。

雑草エキスを作る場合は15種類以上の草を集めてください。草、雑草たちが、それぞれに好む土壌微生物が違うと言うことがわかったからです。草が発酵すると、野菜の成長に高い効果を発揮する、よりエネルギーの高い良い液肥になると言うことがわかりました。

この草、雑草のエネルギーがものすごいのです。最初は、抽出したものを原液で野菜に散布したら、黄色くなってしまい野菜が枯れるかと思ったのですが、その後、野菜がものすごい勢いで成長したのです。エネルギーが強くても、マイナスのエネルギーであれば枯れていたはずです。プラスのエネルギーだから野菜が元気に育ったのだと思います。

さらには、このエキスを使って栽培した野菜がとても日持ちするのです。鮮度が落ちても腐らず枯れます。エグミがなく、味がまろやかで美味しいのです。

またGP野菜の特徴として、栄養価が高くなるということがあげられます。ここに食品分析センターで検査した報告書があります。すべての野菜が20%以上栄養価が高いのです。

米については、「CTA10A」による検査をしたところ、食味値で83とか、81の「極上」に値する数値が出ています。またアミロースタンパク質の数値も、粘りが高くふっくらと炊ける数値が出ています。生育過程では、虫が付かず病気が出ないのです。そして収穫量が多いのです。

この結果から考えられることは、GP農法を取り入れた作物はエネルギーが高く、良質のものが育ちます。土壌微生物のパワーが凄いからだと思います。畑が元気なのです。畑の土壌微生物がものすごく多いのです。

 

 

【GPモミガラ堆肥について】 

またGP農法では、堆肥を作る技術も確立しました。

豆腐の絞りカスは、そのもののエネルギーが高いことに加え、熱と水分が多い為にすぐに腐ってしまいます。ですから通常豆腐屋さんは腐る前に、産業廃棄物として処理しています。実際にテストをしてみました。確かに腐敗するのが早く、腐敗したら異臭がします。これはエネルギーが高いので腐敗のスピードが早く異臭が凄いことも勉強しました。

この豆腐の絞りカスに、雑草エキスを散布してモミガラと混ぜあわせると腐らずに、

3,4日のうちに白色腐朽菌で真っ白になり、ボカシの温度が75℃位まで上がります。

たった1ヶ月でモミガラボカシが出来上がります。雑草のエキスはエネルギーの高い豆腐の絞りかすでさえも、発酵させることが出来るのです。

GP農法は鶏糞とモミガラを使って堆肥を作る技術も確立したのです。。

固いモミガラを鶏糞と混ぜ合わせて、そこに雑草エキスをたっぷり混ぜ合わせると、

2,3日で鶏糞とモミガラが白色腐朽菌で真っ白になり、堆肥の温度も同様に75℃位まで上がります。その後熱が下がってきて、落ち着いてきます。これもエネルギーが高いからだと思います。

 

 

【GPミネラルについて】 

海水にひとつの仮説を立ててテストしました。

世界中の国々の川から汚染された水が海に流れてきています。しかも、ありとあらゆる汚染された川の水、工場の化学物質に汚染された排水などの水が何年、何十年、何百年に渡って海に流れてきています。

本来なら、海の水は汚れてしまっていいはずです。ところが、海の水は綺麗です。

これが川の水であれば、ひとつの国の中でも、一度川が汚染されたら、元どおりに回復するまでには並々ならぬ努力と、時間がかかります。

ところが海の水は不思議です。どんな汚染水も受け入れて綺麗になってしまいます。海水にはものすごい浄化能力やエネルギーに変える能力を、何か持っていると思ったのです。

採水地の違う2カ所の海水でテストをしてみたところ、同じ海水でも、浄化のレベルに違いがあることが分かりました。浄化のレベルの違いが、エネルギーの高さの違いになることも分かりました。その結果として、ものすごいエネルギーを持った海水、「ミネラル波動水」が出来上がりました。

海水にはものすごいエネルギーのパワーの力と、ミネラルのパワーの力があるのです。

そして[神農本草経]に書いてある、上薬のエネルギーのパワーが海水にあるのです。野菜に希釈して散布したら、元気な野菜が出来たという報告がいくつも届いています。また花なども、生き生きとした大きな花が咲いたという報告が届いています。畑の土も、土壌微生物との相性も良いのです。

またこの海水ミネラルをお風呂にキャップ一杯、20000倍希釈で入れると湯冷めしない、身体が温まるなど、私達、人間でも効果を感じます。肌がスベスベ、髪や皮膚病に大きな良い変化がおきると報告が届いています。

また海水ミネラルを皿に入れて部屋に置くだけで、部屋の気が変わって来るようです。これもエネルギーが高いからです。

更には、海水を小皿に入れて放置し、水分を自然に蒸発させます。蒸発してしまった皿には、 大きな塩の結晶が出来ています。 本来、海水は何も手を加えないで塩の結晶が簡単に出来ると言うことは、ほとんどありません。普通は海水を煮詰めるとか、何度も海水をかけて濃度を濃くする作業が必要です。それが、2、3日で、しかも大きな結晶の塩が出来てしまいます。

目には見えないけど、[神農本草経]に書いてあるエネルギーのパワーがあるからでしょう。

 

【ご注意】

GP農法でチャレンジしてみようと思う方々にお願いです。

GP農法に取り組む場合、「化学肥料を全く使用しないのは不安だから、少しは使っても大丈夫だろう」と思われるかもしれませんが、GP農法を行う場合は化学肥料、農薬を使用すると成果は出なくなってしまいます。

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アジアに有機農法を広める農民の会
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